転職前に失業給付金をしっかりもらおう

基本手当の給付額

基本手当の給付額は、基本手当日額と呼ばれています。雇用保険で受給出来る1日当たりの金額の事です。基本手当日額の算出方法は、離職した日の直前の6ヶ月間に、毎月決まって支払われていた賃金の合計を180で割り、その額のおよそ50%から80%が支給額となります。賃金の低かった人ほど、高い率での支給となります。

 

このように、支給額の算出方法には、離職する日の半年前からの賃金が素となって算出される為、給付額を多くしようと思ったら、離職する日の半年前から、残業や休日出勤を志願し、手取りの給料を多くすれば、支給額が大きくなるという事になります。

 

しかし、基本手当日額は年齢によって上限が設定されており、どんなに多く貰いたいと半年前から頑張っても、それ以上は貰う事が出来ません。また、失業給付金は、あくまでも、再就職をする前提で貰える給付金です。受給期間中の妊娠や怪我といった事情から失業状態を余儀なくされる場合には、支給日数を延長する事が出来ますが、原則として1年間となっています。期待以上貰う事は出来ません。